ワケルファミリーの今こそ3R!
震災を乗り越え、今こそ、3Rで杜の都の環境を守りましょう!
令和4年2月
■震災後、ごみが増えています
こんにちは、ワケルです。
震災後、仙台市のごみが増えています。残念なことに家庭ごみへの資源物の混入も目立って増えています。家庭ごみには工夫次第で減らせるものがたくさんあります。
ものを大切に使う、出たごみはしっかり分別してできるだけリサイクルするなど、一人ひとりの日頃の行動の積み重ねが大きな成果となってあらわれる、それがごみ減量の取り組みです。
震災後はぼくも忙しく、家庭ごみについては十分な広報活動ができませんでした。そして、気がついたら仙台市のごみが大幅に増えてしまいました。
“杜の都”仙台の素晴らしい環境を守るためにも、一層のごみ減量が大切です。今こそ、仙台市民の底力を見せましょう! 合言葉は「3Rで杜の都の環境を守ろう!」です。ご協力、よろしくお願いします。
このコーナーでは、ぼくたちワケルファミリーがごみ減量の合言葉「3R(スリーアール)」を日頃の行動を通じて少しでも実践していただけるよう、いろいろな事例をご紹介しています。ぜひ、参考にしてください。
ちなみに僕の家族は、しっかり者で節約上手の妻のセツコ、ちょっぴりお茶目な祖母のトメ、ポーカーフェイスの妹ワケミ、愛すべきペットのワケ猫ちゃんとワケタロウです。 改めて、よろしくお願いします。
ワケ猫ちゃんだニャ。3Rというとむずかしそうだけど、かんたんにできることばかりだから、ぜひ取り組んでほしいニャ~
■3Rでごみを減らそう
まずはリデュース
セツコです。
3Rで一番大切なことは、「リデュース」つまり、ごみを減らすこと、できるだけごみを出さないことです。トメおばあちゃんと私がご紹介します。
例えば、家庭ごみとプラスチック資源用の指定袋を大から小に換えると、年間3,172円もお得になります。また、ごみ出しもずっと楽になりますね。エコでお得な生活、はじめましょう。
トメでございます。
震災から10年近くが過ぎましたが、私には昨日のことのようで、とても忘れることはできません。思い出すのは、避難所で乏しい食糧を分け合ったこと、避難所のごみも、皆さんきちんと分別していたこと、それからご近所で”もらい湯”をしたこと・・・。とても大変だったけど、仙台市民として誇らしい気持ちになったわ。食べ物のありがたさ、人さまの思いやりや助け合いが大切だってしみじみ思いました。
昔からの日本人の大切な心がけ、”もったいない”を大切にすれば、もっとごみは減らせますね。
生ごみを減らす方法など、ごみ減量の工夫についてはこちらをご覧ください。
次にリユース
ワケタロウだワン!
くりかえし使うことを英語でリユースというそうだワン。繰り返し使えばごみにならないワン!
セツコです。
最近は皆さん、古着や中古品も気軽に利用するようになっていますね。とても素敵なことです。
他にもリユースの方法は様々、詳しくはこちらをご覧ください。
使ったあとはリサイクル
ワケルです。
家庭ごみの中身を調べると43%は紙などの資源物、33%は生ごみです。つまり、家庭ごみの約8割は資源物の分別と生ごみ減量の工夫で減らすことが可能です。混ぜればごみ、分ければ資源です。キチンと分別してリサイクルしましょう。
ワケミです。
家庭ごみの24%がリサイクル可能な紙類。とても残念です。分別は、一度覚えてしまえば、それほど面倒ではありません。”一人暮らしだからあまりごみは出ないよ”という方も、ごみが少ないからといって家庭ごみにまぜないでくださいね。
紙だけでなく、リサイクルできるものは他にもたくさんあります。詳しくはこちらをご覧ください。
■3Rライフスタイル総点検
ふだんの生活の中には資源を大切にする方法がたくさんあります。「環境に優しい」という視点で、家の中や買い物を見直してみませんか。(アメニティ・せんだい推進協議会作成)