7.ごみ・資源物の出し方・分け方(プラスチック資源)
Q7-1-1 容器包装リサイクル法について教えてください。
A廃棄物の大きな割合を占める容器包装について,その発生をできるだけ抑え,廃棄物として排出されたものをごみにするのではなく,再利用できる資源とすることを目的として平成9年4月に施行された法律で,消費者が分別排出し,市町村が分別収集し,事業者が再商品化(リサイクル)するといった役割分担を定めています。なお,この法律では容器包装を「商品の容器及び包装であって,当該商品が費消,または当該商品と分離された場合に不要になるもの」と定義されており,金属,ガラス,紙,プラスチックが対象となっています。
なお、仙台市は令和5年4月より他の政令市に先駆け、これまでのプラスチック資源に加え、ハンガー等の製品プラスチックを「プラスチック資源」として一括回収し、リサイクルを行います。
Q7-1-2 プラマークがあれば全てプラスチック資源に出せるのですか?
Aそのとおりです。ただし,中身を使い切るなど出し方のルールを守ってください。
Q7-1-3 なぜプラスチック資源の回収は指定袋でなければならないのですか?
A家庭ごみ指定袋やレジ袋で出されますと,それがプラスチック資源として出されたものか,間違えて家庭ごみとして出されたものなのか中身が確認しにくく,生ごみなどの混入によりリサイクルできなくなる恐れがあるためです。
Q7-1-4 家庭で使うラップはどうすればよいですか?
Aプラスチック資源に出してください。プラスチック素材100%のものはプラスチック資源に当たります。
Q7-1-5 病院の薬の容器は?また,アルミ部分はどうすればよいですか?
Aプラスチック製のものはプラスチック資源に出してください。裏の金色や銀色のシートははがさなくても構いません。
Q7-1-6 プラスチック資源を内袋に入れ,内袋の口をしばって大きな専用袋に入れて出していいですか?
A内袋については,袋を破いて中身を全て出さなければならないので,内袋の口はしばらないでください。
Q7-1-7 CDケースは包装でないのですか?
A商品と一体として使用するもので,通常の包装のように不要とはならないので容器包装リサイクル法上,包装としては扱いませんが、プラスチック素材100%のものはプラスチック資源に当たるので、プラスチック資源に出してください。
Q7-1-8 ポリタンクはどうすればよいのですか?
A20Lのものはプラスチック資源,20Lより大きいものは粗大ごみになります。
Q7-1-9 大きな発泡スチロールはどうすればよいのですか?
A砕いてプラ指定袋にいれるか,指定袋(大)を貼り付けてから,ひもでしばってプラスチック資源として出してください。
Q7-1-10 スーパーやコンビニ等でもらうレジ袋やポリ袋はどうすればいいですか?
Aプラスチック資源として出してください。マイバッグを持参し,レジ袋はもらわないよう心がけてください。
Q7-1-11 プラスチック製の植木鉢はプラスチック資源ですか?
A苗物などの軟らかいプラスチック鉢も,硬いプラスチックの植木鉢もプラスチック資源となります。土を落として出してください。
Q7-1-12 サラダ油の容器や納豆パック,レトルト食品の袋などの汚れを落とすのは面倒なので家庭ごみに出していいですか?
A洗い物の残り水などで軽くすすいで,プラスチック資源に出しましょう。油のボトルは逆さにして垂れないくらい使い切って,水洗いせずにプラスチック資源に出してください。
Q7-1-13 使っていない納豆のたれや”からし”をそのままプラスチック資源に出していいですか?
Aそのまま出されると他のプラが汚れてしまい,リサイクルできなくなるので,中身を絞ってからプラスチック資源に出してください。
Q7-1-14 クリーニングのハンガーやカバーはどうすればよいですか?
Aプラスチック素材100%のものはプラスチック資源に出してください。
Q7-1-15 中に水がたまるタイプの除湿剤はどうすればよいですか?
A水を捨てて中仕切りの紙をはがしてプラスチック資源に出してください。
Q7-1-16 プラスチック資源には,どのような材質のものがあるのですか?
Aプラスチックは石油からつくられ,特性や用途により材質が異なり,主なものとして以下のものがあります。
※複合素材の場合,最初に書いてあり下線が引かれているものが主たる材質です。