3.仙台市のごみとリサイクル
Q3-1 仙台市から出るごみの量はどのくらいですか?
A令和3年度1年間で36万1千トン,内訳は家庭から出る生活ごみ(家庭ごみ,資源物,粗大ごみ,臨時ごみの合計)が23万8千トン,事業所から出るごみが12万3千トンとなっています。
これを市民一人一日当たりに換算すると全体で902g,生活ごみに限ると594gとなっています。
Q3-2 リサイクルできるものは何ですか,できないものは何ですか?
A(1)リサイクルできるもの
・仙台市が定期的に回収しているもの
紙類
缶類(なべ,やかん,フライパン,スプレー缶,カセットボンベを含む)
ガラスびん(化粧品のびんを含む),ペットボトル
廃乾電池類(筒型乾電池・蛍光管・水銀体温計)
小型充電式電池(リチウムイオン電池・ニッケル水素電池、ニカド電池)
プラスチック製の包装容器
プラスチック製品
粗大ごみの金属部分(仙台市の粗大ごみ処理施設で回収しています。)
・仙台市が回収拠点を設置しているもの
小型家電(パソコン,携帯電話など),廃食用油,資源回収庫で集めるも
の(古紙類(ヨーグルト容器など防水加工紙を含む)、布類)
・集団資源回収で回収しているもの
古紙類(ヨーグルト容器など防水加工紙を含まない),布類,アルミ缶,再使用びん
・スーパーや生協の店頭回収で回収しているもの
牛乳パック(一部店舗ではアルミ付も回収),トレー,卵パックなど
・買った店などで有料で引き取るもの
エアコン,テレビ,冷蔵庫・冷凍庫,洗濯機,バイク,自動車
・電器店などで回収するもの
携帯電話,パソコン,ボタン電池,充電式電池など
・生ごみ(各ご家庭でたい肥にすることが可能です。)
・わりばし(洗って乾かしたものをリサイクルプラザにお持ち込みください)
・まだ使える家具,電気製品,おもちゃ,本など
(事前にリサイクルプラザに電話した上でお持ち込みください。)
(2)リサイクルできないもの(まぎらわしいもの)
カタログの表紙などのビニールコート紙,洗剤など匂いのついた紙,レシート等の感熱紙,写真,写真プリント用の紙,金紙・銀紙,圧着ハガキ,アイロンプリント(捺染紙),カーボン紙,紙おむつ,農薬・劇薬のびん,せともの,ガラス製品,植木鉢(プラ類は除く),ライターなど
Q3-3 令和3年度のごみ処理の費用について教えてください。
A家庭ごみの収集運搬費用が24億4千万円,破砕・焼却・埋立費用が合計で92億6千万円,紙類,缶・びん・ペットボトル,プラスチック資源等,資源物の収集運搬費用が18億1千万円,選別・圧縮等の処理費用が14億1千万円などとなっています。全てを合計すると149億9千万円となります。
Q3-4 仙台市役所内部のごみ減量・リサイクルの取り組みについて教えてください。
A仙台市では,平成10年度から「仙台市環境率先行動計画」,平成18年度からは「新・仙台市環境行動計画」という独自の環境マネジメントシステムを運用し,市自らの環境負荷の低減に取り組んでいます。
ごみ減量・リサイクルについてもこの計画に基づき,プラスチック資源や古紙の分別回収等に積極的に取り組んでおり,平成29年度の一般廃棄物排出量は,市の全組織・庁舎合計で,3,356トン,リサイクル率は55.1%となりました。
このうち,生ごみ等については,平成14年4月に仙台市堆肥化センターを設置し,学校給食,本庁舎・区役所庁舎等から出る生ごみ,剪定枝葉,し尿系脱水汚泥を堆肥化しているほか,一部は養豚飼料としても活用しています。