モッタイナイキッチン

MKチームレシピ 第8回【料理作家】早坂 明子さん

MKチームレシピ 第8回【料理作家】早坂 明子さん

モッタイナイキッチン応援団「チームMK(エムケー)」メンバー早坂明子さんによるモッタイナイレシピ、おからのドライカレー・フライド里芋のジェノバサラダ・ベジブロスのキノコスープの3品をご紹介。

『早坂 明子さん』について

料理作家
フードアナリスト4級、栄養士、豆腐マイスター
2009年よりキッチンスタジオ具楽スタッフ
2017年フランス短期料理留学

お料理教室「make every meal」2016年5月スタート。
『簡単!だけど豪華に』をテーマに季節ごとの旬を意識し、家族が喜ぶ食事を作るをコンセプトにしたお料理教室。時短や栄養バランスなども取り入れ、楽しみながら幅広いジャンルのお料理に挑戦し、毎日の生活をより楽しく、より豊かになるように一品一品心を込めて作ります。

①おからのドライカレー
②フライド里芋のジェノバサラダ
③ベジブロスのキノコスープ


おからのドライカレー

モッタイナイポイント

おからは豆腐を作る工程でできる豆乳の搾りかすですが、これが産業廃棄物になってしまいます。
しかし、おからは食物繊維など、たくさんの栄養素を含んでいるので、捨ててしまうのはモッタイナイのです。卯の花などの、定番料理だけでなく、いろんなレパートリーでおからを消費してみてはいかがでしょうか?

材料 4人前

  • おから100g
  • 豚ひき肉100g
  • ニンジン30g
  • ピーマン1個
  • 玉ねぎ1/2個
  • えのきだけ1/2袋
  • ニンニク1片

◆A◆

  • カレー粉大さじ3
  • ウスターソース大さじ2
  • ケチャップ大さじ2
  • 塩小さじ1
  • 砂糖小さじ1/2
  • 顆粒コンソメ小さじ1
  • サラダ油大さじ3
  • 塩・こしょう各適量

作り方

①玉ねぎ、ニンジン、ピーマン、えのき、にんにくはみじん切りにする。

②フライパンにサラダ油をひいて、①のニンニクを加え、香りが出たらひき肉を加えて炒め、玉ねぎ、ニンジン、ピーマン、えのきを加えて炒め合わせる。

③②の野菜がしんなりしたら、おからを加えてよく炒め、Aを加えて炒め合わせて、塩・こしょうで味を調える。

④完成。


フライド里芋のジェノバサラダ

モッタイナイポイント

里芋は皮を剥かずに使うことで、ごみ減量につながります!
汚れをしっかり洗い流せば、皮ごと食べられます。
じゃがいものフライドポテトとは、食感が違いますし、旬を堪能できるのもうれしいポイント。

材料 4人前

  • 里芋6個
  • ミニトマト5個
  • バジル適量
  • オリーブオイル大さじ3
  • バジルソース大さじ2

作り方

①里芋はたわしできれいに洗い、皮を剥かずに食べやすい大きさのくし形に切る。

②フライパンにオリーブオイルを敷き、①の里芋を両面きつね色になるまで揚げ焼きする

③②をボウルにあけ、ミニトマトと一緒にバジルソースを和える。

④③を盛り付けバジルを飾って完成。


ベジブロスのキノコスープ

モッタイナイポイント

ベジブロスとは、野菜くずなどを使い、作るだし汁のことです。
きのこのじくや、玉ねぎやニンジンなどの皮も使えます。
ポリ袋などに、野菜やきのこなどのくずをまとめてとっておき、ベジブロスを作ると、うま味が出て美味しさが増します。
冷凍保存も可能なので、自宅の野菜くずで是非お試しください。

材料 4人前

  • しめじ1/2パック
  • 生シイタケ3枚
  • エリンギ1本
  • オリーブオイル大さじ2
  • にんにく(みじん切り)1片
  • 塩小さじ1/2
  • 酒大さじ1
  • 醤油大さじ1/2
  • 砂糖小さじ1
  • 水1000ml
  • 野菜くず適量
  • 鶏がらダシ大さじ1

作り方

①しめじは石づきを取って手で細かくする。シイタケはスライス。エリンギは下の方は輪切り、上2㎝は半分に切って、繊維に沿ってスライスする。

②ベジブロスを作る。
鍋に水、野菜くずを入れ、火にかけ沸騰してきたら弱火で20分加熱し、漉す。

③鍋にオリーブオイルを敷き、にんにくを炒め、香りが出たら①のキノコを入れて全体をよく炒め、塩、酒、醤油、砂糖で味を付けてベジブロス、鶏がらスープの素を加え煮立てる。

④完成。

※本レシピが掲載されていたモッタイナイキッチンは2022年10月にワケルネットへ統合されました。本レシピは統合される前にモッタイナイキッチンで公開された情報となります。